浴室清掃について

浴室の清掃は難しいと聞きますがなぜですか？

浴室の汚れは多種にわたっており、例えば皮脂汚れならアルカリ性洗剤、水アカなら酸性洗剤、カビならカビ取り洗剤(次亜塩素酸ナトリウム)と、汚れに応じた3種類の洗剤が必要だからです。

浴室清掃の手順は一般的にどの洗剤から使うのですか？

①まず洗車ブラシを使い、浴室用のアルカリ性洗剤で浴室全体を洗います。
②アルカリ性洗剤で落ちない汚れは酸性洗剤を塗布し、少し時間を置いたあと、少し硬めのナイロンブラシでこすり、すべてしっかりと洗い流してください。
③それでもまだ落ちていない汚れがあるならそれはカビの可能性が高いので、カビ取り洗剤をスプレーし、数分放置後、洗車ブラシでこすってください。(※塩素系洗剤は酸性洗剤の残留がない状態で使用してください。)

目地やドアパッキンのカビには何を使えばよいですか？

目地やドアパッキンに繁殖しているカビは、長い時間をかけて胞子が深く入り込んでいます。液体のカビ取り剤ではその場に滞留しにくいので、ゲル状のカビ取り剤(カビトルデスPROやかびとりいっぱつなど)がおすすめです。
成分が目地やドアパッキンの中まで浸透するには2時間ほどかかりますので、ゲル状カビ取り剤を塗布後、浸透させている間は他の作業をおこなってください。

一般的な手順でも落ちない汚れはどうすればよいですか？

酸性洗剤やカビ取り剤をシップ法^※で長時間滞留させたり、ダイヤモンド研磨パッド(サクラ　ミニ角ダイヤモンドパッドなど)を使うことで除去できる場合もあります。
※シップ法…
洗剤をキッチンペーパーなどにしみ込ませて汚れ部分に貼り付けておく方法です。上から洗剤が乾かないようにビニールシートやラップで覆っておくとさらに効果的です。

水道の蛇口など金属部分についた水あかやサビには何を使えばよいですか？

浴室用の酸性洗剤を、希釈倍率や塗布後の放置時間を調整して使えば、ほとんど落とせます。薄めの希釈液で長時間放置せず、塗布と洗い流しを繰り返すなど、注意しながら作業してください。

鏡のウロコ(麟状痕)を取るには何を使えばよいですか？

軽度の麟状痕なら専用の液体洗剤でも除去できますが、頑固で重度な汚れの場合はダイヤモンド研磨パッドなどが必要です。

古いバスタブにツヤを出したいのですが？

バスブライト・プロ コート剤を塗布することでツヤが出ます。それと同時にバスタブの保護とともに汚れ固着防止効果もあるので、日常のお掃除が楽になります。